市内の図書館、無料サービスが続々登場―北京市

Record China    2008年2月9日(土) 8時54分

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7日、春節(旧正月)を迎えたこの日、中国国家図書館(北京図書館から98年に改称)ではこれまで有料だった利用者カード代、自習室使用料や各種講座の受講料などが無料になり、コピーや郵送代なども大幅に値下げされた。写真は上海図書館。

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2008年2月7日、春節(旧正月)を迎えたこの日、中国国家図書館(北京図書館から98年に改称)ではこれまで有料だった利用者カード代、自習室使用料や各種講座の受講料などが無料になり、コピーや郵送代なども大幅に値下げされた。「中国新聞ネット」が伝えた。

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中国国家図書館の●(=檐の木へんを取ったもの)福瑞(チャン・フールイ)館長は、政府が推進する公共文化事業の一環として、国家予算から巨額の援助を受けたと述べた。07年末だけで追加援助9300万元(約13億9000万円)が支給されたという。また04年から始まった新館建設工事は、今年7月に竣工する予定とのこと。完成すれば閲覧席数4000以上を誇る巨大図書館が誕生する。

このほか北京市内にある24の公共図書館でも6日から利用者カードの無料化に踏み切った。中国政府は先月、誰でも気軽に公共施設が利用できるよう「全国博物館、記念館の無料開放に関する通知」を公布。すでに一部の省の博物館で無料化が実施されている。

中国国家図書館がある北京北西部は、周りに中央民族大学、北京外国語大学、人民大学など多くの大学が軒を連ねる文教地区。美しい街路樹沿いに建てられた歴史の古い図書館である。(翻訳・編集/NN)

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