「農民工」の社会保障を強化＝収入増、保険改革、年金制度の設立へ―中国

2008年2月7日、北京の地元紙「新京報」は、労働保障部の今年の重点活動の中に、農村から都市に働きに来ている労働者「農民工」の、収入の増加と、健全な社会保障制度の設立が加えられたことを報じた。

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労働保障部によると、最低賃金を厳格に適用し、農民工の増収を図ることは、すでに今年の重要な活動の中に上げられているという。担当責任者によると、監督を強化し違法な賃金未払いを取り締まり、未払いの防止と管理の健全で有効なシステムを設立するという。

先日発布された「中共中央　国務院による適切な農業基礎の建設、農業発展と農民の増収の促進に関する意見書」では、健全な農民工社会保障制度、低負担、広範囲、転移可能で現行の制度と連結した農民工年金保険、労働災害と医療保険の範囲拡大が挙げられている。

労働保障部は今年、農民工の社会保障に力を入れ、農民工の労災保険と医療保険の加入を促進し、早急に農民工年金保険規則を制定するという。（翻訳・編集/高橋）