＜礼儀の国＞中国のイメージ守れ！海外旅行客にマナー守るよう呼びかけ―福建省

2008年2月、福建省政府は旧正月休みを利用して海外旅行に出かける中国人旅行客に対し、中国文化の伝達者としての自覚を持ちマナーを守るようにと呼びかけている。中国新聞社が伝えた。

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中国では国民所得が向上し年々海外旅行熱が高まっているが、今年は中国中・南部の広範な範囲で大雪が猛威を振るったため例年以上の人気となった。旅行先では香港・マカオや東南アジアが人気を集めている。

しかし、中国人の海外旅行が増えるにつれ、そのマナー違反が問題となっている。国家旅行局は、昨年1年間で禁煙区域での喫煙、自然環境の破壊、大声で騒ぐ、ゴミのポイ捨てなど、3万件もの問題が発生したと推定している。

これらのマナー違反は中国人のイメージを大きく傷つけるものとして憂慮されている。福建省では出国者に対し、「礼儀の国」中国の代表としてマナーを守るように呼びかけるとともに、ツアーガイドらに旅客のマナーを守らせるための研修を実施した。（翻訳・編集/KT）