Record China 2008年2月7日(木) 8時0分
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5日、北京五輪のメイン会場「鳥の巣(国家体育場)」で旧正月の休みを返上して1500人の出稼ぎ作業員が、汗を流している。ここで働く作業員は生活費もほとんどかからないという好待遇。写真は真夏の炎天下で作業する「民工」たち。
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2008年2月5日、北京五輪のメイン会場「鳥の巣」(国家体育場)では旧正月(春節)休みを返上した1500人の「民工」(農村からの出稼ぎ作業員)が、今日も汗を流している。ここで働く「民工」はみな”高給取り”で生活費もほとんどかからないという。かなり恵まれた待遇を受けているようだ。「北京青年報」が伝えた。
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「鳥の巣」や「水立方」(国家水泳センター)などが立ち並ぶ広大なオリンピック公園の中心部には、6600平方メートルもの「民工生活エリア」が存在する。敷地内には食堂、スーパー、病院、理容室、図書館やネットカフェまで何でも揃い、価格も通常よりかなり低く設定されているという。
気になる「民工」の給与だが、平均すると月2500元(約3万7500円)、一番多い人で月5000元(約7万5000円)にもなるという。しかも食事、宿舎代は現物支給。参考までに国家統計局のデータを挙げると、06年「民工」平均収入は月966元(約1万4000円)。半数は800元(約1万2000円)以下で500元(約7500円)以下が19.67%もいた。比べるとその”高給取り”ぶりが分かるだろう。
このほかエリア内の病院は全て無料で、理髪代もわずか2元(約30円)。ネットカフェにはパソコンが9台も置かれており、図書館の蔵書は8000冊を超えるという。まさに至れり尽くせりという感じだ。
さらには旧正月休みを返上した「民工」のために、大晦日には特別なイベントが催される。特設会場を囲む真っ赤な灯篭が、お祝いムードを盛り上げていた。(翻訳・編集/NN)
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