慰安婦資料の登録を阻止するため?日本がユネスコに記憶遺産の透明性確保を求める意見書を提出=韓国ネット反発「日本は何をそんなに恐れている?」

Record China    2016年11月2日(水) 22時0分

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2日、韓国メディアによると、日本政府がユネスコの世界記憶遺産登録をめぐり、審査の透明性を確保するため、加盟国の代表が参加する政府間委員会の設置と、専門家による現地調査などの制度改革をユネスコに求めたことが分かった。写真はフランスのユネスコ本部。

2016年11月2日、韓国・YTNによると、日本政府が国連教育科学文化機関(ユネスコ)の世界記憶遺産登録をめぐり、審査の透明性を確保するため、加盟国の代表が参加する政府間委員会の設置と、専門家による現地調査などの制度改革をユネスコに求めたことが分かった。

ユネスコ日本委員会は先月30日、世界記憶遺産の審査の透明性と公平性を確保するための意見書をユネスコ本部に提出した。日本委員会は意見書で、世界記憶遺産の審査をする際、加盟国の代表が参加する政府間委員会を設置し、登録申請を認めるか否かを決定することが望ましいと主張した。また、審査過程でも、専門家らが現地を訪問して資料の原本内容を確認するようにし、登録された資料についても適切に保管されているかを定期的に確認し、一定の条件を満たさない場合は登録を取り消すよう提案した。

ユネスコ国際諮問委員会は現在、日本政府の制度改革要請について加盟国の意見をまとめているところであり、各国が提出した意見を基に、来年4月に改善案を発表する。

日中韓など世界8カ国の市民団体は現在、国際諮問委員会に旧日本軍慰安婦関連資料の世界記憶遺産への登録を申請中。日本政府が制度改革を強く求めたことにより、来年行われる審査は4月に決定する新たな制度に基づいて行われる可能性が高まった。

この報道に、韓国のネットユーザーは以下のようなコメントを寄せた。

「日本は何とかして慰安婦資料の登録を阻止したいようだ」

「日本がどれだけプライドの高い国かが分かった。批判する価値もない」

「日本は本当に過去を反省しているの?」

「日本は何をそんなに恐れている?堂々と歴史を直視するべき」

「ユネスコを政治的に利用しようということだ」

「それでも日本はまだまし。政府が国のプライドと国民を守ってくれるから。それに比べて韓国は…」

「日本の分担金を中国が代わりに負担してくれればいいのに」

「日本の金に振り回されるユネスコは解散した方がいい」(翻訳・編集/堂本

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