中国主導のAIIB、鳩山元首相「日本は批判しているが本音では参加したいと思っている」―中国メディア

Record China    2016年10月24日(月) 11時50分

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23日、鳩山元首相はこのほど、日本政府は表面上はAIIBについてアジアの権力バランスを日本に不利な方向に導くものだと批判的に見ているものの、安倍政権は内心では諮問委員会にポストを得たいと考えていると発言した。写真はAIIBの北京本部。

2016年10月23日、中国メディア・観察者網によると、中国主導で設立されたアジアインフラ投資銀行(AIIB)の参加国は80カ国以上になり、日米主導のアジア開発銀行(ADB)を上回る規模になることが明らかになった。

AIIBの助言機関・国際諮問委員会の初会合が19日に北京で行われた。参加国は当初の57カ国から10カ国増加。さらに30カ国の参加が申請されているとの報道もある中、初の国際諮問委員会が北京で行われ、現在参加を見送っている日本からは鳩山由紀夫元首相が委員として出席した。

ドイツ紙ハンデルスブラットによると、「米国よりも先にAIIBに参加すべき」との考えを示し、国内で批判の的となった鳩山元首相は、その考えを現在も続けて主張しており、さらに、日本政府は表面上はAIIBについてアジアの権力バランスを日本に不利な方向に導くものだと批判的に見ているものの、安倍政権は内心では諮問委員会にポストを得たいと考えていると発言したという。(翻訳・編集/岡田)

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