<南シナ海問題>中国「日本は時勢が読めていない」―中国メディア

Record China    2016年10月22日(土) 10時0分

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21日、南シナ海における中国の権益主張を退けた7月の仲裁裁判所の判決について、日本がフィリピンに対して尊重するよう求めたことに対し、中国外交部の華春瑩報道官は同日の会見で「日本は時勢が読めていない」と警告した。写真は21日の会見。

2016年10月21日、新浪網によると、日本がフィリピンに対して南シナ海における中国の権益主張を退けた7月の仲裁裁判所(オランダ・ハーグ)の判決を尊重するよう求めたことに対し、中国外交部の華春瑩(ホア・チュンイン)報道官は同日の定例記者会見で「日本は時勢が読めていない。国同士の対立をあおる行為はすぐにやめるべきだ」と警告した。

華報道官は会見で「私の頭には『時勢が読めていない』との言葉が浮かんだ。中国とフィリピンの関係は全面的に改善し、発展する方向へ向かっている。南シナ海問題についての2国間協議も正常な軌道に戻った。両国人民の根本的で共通の利益に合致するものだ。日本の一部に地域の安定に口をはさむ者がいる。恐らく彼らは焦っているのだろう。日本は国同士の対立をあおる行為はすぐにやめるべきだ」と述べた。(翻訳・編集/大宮)

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