Record China 2016年10月20日(木) 22時50分
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20日、長江網は、中国の家電メーカー・ハイアールの冷凍ストッカーが日本市場でも人気を得ていると伝えた。写真はハイアール製品。
2016年10月20日、長江網は、中国の家電メーカー・ハイアール(Haier)の冷凍ストッカー(冷凍庫)が日本市場でも人気を得ていると伝えた。
15日に開幕した第120回中国輸出入商品交易会で展示されたハイアールの冷凍ストッカー(冷凍庫)が、日本や韓国、アフリカ、南米などのバイヤーの注目を集めた。今年1〜9月の同社の冷凍ストッカーの海外での売上は前年同期比6%増で、このうち、日本やナイジェリアではトップシェアを獲得し、イタリア市場でもトップ3に入っているという。
中国の今年上半期の家電輸出額は317億8000万ドル(約3兆2700億円)で、前年比で1.9%のマイナスだったが、一昨年と比べるとマイナスは幾分緩和された。記事は、「国際需要が依然として盛況でない中で、ハイアールの冷凍ストッカーが成長を続けているのは偶然ではない」とし、グローバル戦略とプロダクト・イノベーションによって消費者の実際のニーズに訴求できたことが要因だと分析した。
日本市場では魚食文化とマッチしたことが大きいようだ。展示会で熱心にハイアール製冷凍ストッカーを確認していた日本のバイヤーは、「魚には通常多くの寄生虫がいる。寄生虫が付くのを避け、鮮度を保つには急速冷凍が一番の方法だ。ハイアールの冷凍ストッカーは素早く芯まで冷凍できるので、日本でも人気がある」と語った。24時間以内に大量の魚をマイナス18度まで冷やすことができ、寄生虫を殺すと同時に魚の細胞の破壊を防ぐことができる点が高く評価されていると記事は伝えた。
同様にナイジェリアでも「ローカライズ戦略」を進め、11年連続トップシェアを誇っている。調査会社ユーロモニター・インターナショナルによると、ハイアールの冷凍庫の世界シェアは20.6%で、5年連続で世界一だという。(翻訳・編集/北田)
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八牧浩行
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