不満続出の平昌五輪PR動画、海外では「奇想天外」と好評?=韓国ネット「何の慰めにもならない」「外国人の友達と一緒に見たけど…」

Record China    2016年10月21日(金) 7時40分

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20日、韓国メディアによると、韓国のネットユーザーから「江南スタイルの二番煎じ」「クオリティーが低い」などと不満が続出している18年の韓国・平昌冬季五輪のPR動画が、海外では肯定的な評価を受けている。資料写真。

2016年10月20日、韓国・ニューシスによると、韓国のネットユーザーから「江南スタイルの二番煎じ」「クオリティーが低い」などと不満が続出している18年の韓国・平昌冬季五輪のPR動画が、海外では肯定的な評価を受けている。

韓国の文化体育観光部は27日、平昌五輪PR動画「アラリヨ平昌プロジェクト」をYouTubeに公開した。動画は「アラリヨ平昌」ダンスで平昌五輪をPRしようとの目的で制作されたもので、「平昌でスポーツを見るとハッピーダンスウイルスに感染し、彼らのハッピーダンスウイルスが全員に広がっていく」という内容。動画の制作には2億7000万ウォン(約2500万円)が投入された。

文化体育観光部によると、カナダの「Daily Hive」は19日、平昌五輪のPR動画について「典型的なKPOPのミュージックビデオで見られる誇張された予測不可能なもの、奇想天外なものであふれている」と評価した。また、「動画は国際オリンピック委員会(IOC)が平昌五輪組織委員会らに対し、早いうちに平昌五輪の認知度を上げ、世界中の関心を高めることを求める直前に出されたもの」と説明し、「動画は文化体育観光部のダンス映像コンテストの一部であり、市民らがアラリヨ平昌の音楽に合わせたダンス映像を撮影し、提出することを誘導するために制作された」と明らかにした。その上で、「韓国内では批判の声が相次いでいるが、今回のPR動画とダンスコンテストが広く話題になることは確か。平昌五輪が開催されるまでに多くの人たちが楽しいダンスウイルスに感染することを願う」と伝えた。

この報道に、韓国のネットユーザーからは「そんなことを言われても何の慰めにもならない」「文化体育観光部が流したデマだろう」「本当に恥ずかしい」「PR動画を見た瞬間、あまりの衝撃で携帯電話を投げ捨ててしまったよ」「趣味で制作したものなら理解できるが、2億7000万ウォンはひどい」「外国人の友達と一緒に見たが、韓国人であることが恥ずかしくなった。友達も『悪くない。斬新だ』と言うのが精一杯だった…」といったコメントが寄せられた。(翻訳・編集/堂本

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