中国の火鍋店、発がん性ある有毒な油の使用容疑でオーナー夫婦拘束=客の残った油を加工使用の疑い―浙江省温州市

Record China    2016年10月15日(土) 9時50分

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13日、中国浙江省温州市の警察当局は、食用油を使いまわした容疑で同市のレストランのオーナー夫婦を拘束したと明らかにした。

2016年10月13日、中国浙江省温州市の警察当局は、食用油を使い回した容疑で同市のレストランのオーナー夫婦を拘束したと明らかにした。澎湃新聞網が伝えた。

問題となっているのは同市にある火鍋店のチェーン店舗で、先月末ネットで同店が「地溝油(下水に捨てられた油を精製して再生した食用油)」を使用しているとの書き込みが投稿され話題を集めた。店側はすぐに地溝油の使用を否定したが、現地警察は有毒で有害な食品を製造・販売した容疑でオーナー夫婦の身柄を拘束し調べを進めている。

同市の関連部門によると、同店は客が食べ残した油をろ過し加工した後に再度使用していた疑いがもたれており、こうした油には大量の細菌やウイルスが含まれているだけでなく、加工の際に発がん性物質が発生し長期的な摂取はがんを患う危険性もある。四川省成都市にある火鍋店の本店は、「人員を現地に派遣し警察の調査に協力している。仮に油を使い回していた事実が判明すれば同店に対し処罰を行う」と述べている。(翻訳・編集/内山)

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