米韓のミサイル配備先変更は大失敗?高まる抗議の声、韓国政府はさらに厳しい局面に―中国メディア

Record China    2016年10月6日(木) 18時30分

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5日、米韓当局が決めた韓国国内への高高度防衛ミサイル配備をめぐり、ソウル市の鐘閣駅付近で市民らによる大規模な抗議集会が開かれた。写真は韓国大統領府。

2016年10月5日、米韓当局が決めた韓国国内への高高度防衛ミサイル(THAAD)配備をめぐり、ソウル市の鐘閣駅付近で市民らによる大規模な抗議集会が開かれた。中国新聞網が伝えた。

韓国国防部は当初、慶尚北道星州郡の星山砲兵部隊をミサイル配備先としていたが、地元住民の反対を受け、先月30日に同郡内にあるロッテグループ傘下のゴルフ場への変更を発表した。最初の配備予定地に比べ、付近にはあまり人が住んでいないことから電磁波による健康被害を懸念する声も減るとみられていたが、ゴルフ場の近くに位置する金泉市の市民が決定に反発。5日に開かれた抗議集会には1000人規模の参加者が集い、金泉市からやって来た人の姿も数多く見られた。参加者らは「THAAD反対」「米軍撤退」などのスローガンを掲げ、ゴルフ場への配備決定を撤回するよう政府に要求、金泉市の市議会議員や配備反対委員会の関係者らは大統領府や国会などに赴き、抗議を行った。

金泉市ではTHAADに反対する抗議活動が10日以上続いており、中には絶食して政府に配備撤回を訴える人もいるという。同市の人口は星州郡の3倍の14万人余り。金泉市民の激しい抗議がこのまま続けば、韓国政府は以前にも増して厳しい局面に立たされるとの指摘が出ている。(翻訳・編集/野谷

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