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50年ぶりとなる記録的な大雪の影響で、広州では列車の運行が大幅に乱れ、15万人が駅に足止めされている。天候が回復しなければ、28日までに60万人が足止めされると予想される。
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2008年1月28日、東方網によれば、中国南部で50年ぶりとなる記録的な大雪によるダイヤの乱れで、27日夜11時までに10万人以上の旅客が駅前広場で足止めされており、待合室と駅周辺にはさらに5万人が足止めされている。今後、被害の拡大が懸念されており、広州市越秀区は緊急対応策による対処を図っている。
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27日昼頃から、駅タクシー待合室を旅客の休息のために開放しており、さらに交易会館や周辺の学校でも同様の準備が行われ、旅客の誘導が行われている。広州市越秀区政府責任者によれば、このまま天候が回復せず、夜になっても列車が運行されなければ、足止めされる旅客数はさらに増えると見られている。
断続的に続く雨、雪、みぞれの影響で、北京―広州線が衡陽−チェン州区間で給電装置が故障。列車の運行が大幅に遅延し、26日未明までに同路線の136本の列車が同区間で足止めされている。広州地区では、旧正月を前に全面的な緊急対応策が図られている。現在、広州市流花地区ではタクシーに交通管制が敷かれ、流花駅前には路線バスのみが出入り可能な状況となっている。
気象部門は、28日午後には天候が回復に向かい、列車の運行が改善されると予想しているが、この3日間で足止めされる旅客数は60万人に上ると見られている。(翻訳・編集/岡田)
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