<続報><リニア>市政府が住民の意見を取り入れた計画の変更を表明、反対運動の沈静化求める―上海市

Record China    2008年1月24日(木) 10時9分

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23日、解放網は住民の反対運動が過熱している上海ー杭州間リニアの建設問題について、市政府が市民の意見を検討した上で計画を再度調整すると伝えた。写真は空港と市内を結ぶ上海市のリニア。

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2008年1月23日、解放網は、住民の反対運動が過熱している上海杭州間リニアの建設問題について、市政府が市民の意見を検討した上で計画を再度調整すると伝えた。

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22日、上海市政府の焦揚(ジャオ・ヤン)報道官は記者会見で、「上海リニア発展有限公司、上海市環境科学研究院及び上海市都市計画管理局によって、リニア建設計画に関する市民の意見聴取が実施中である」と語った。今後、専門家による検討が行われた後、市民の意見の再聴取が実施される。

今月12日と13日にはリニア建設予定地沿線の住民らが「集団散歩」という形式で市中心部に集まり、反対の意志を示した。集団散歩とはデモが厳しく禁止されている中国において、組織化されていない人々が“たまたま”集まったという形式で政府に意思表示をする新たな住民運動の形式。焦報道官は「住民は社会秩序を維持するよう自覚してほしい」と話し、集団散歩などの反対運動を実施しないよう求めている。(翻訳・編集/KT)

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