人民網日本語版 2016年9月10日(土) 7時20分
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2015年の夏、中国を旅行したスウェーデン人が、北京・上海を結ぶ京滬高速鉄道に乗車した際、硬貨を立てる実験の様子を動画に撮影し、ネット上にアップしたところ、国内外のネットユーザーの注目の的となった。
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2015年の夏、中国を旅行したスウェーデン人が、北京・上海を結ぶ京滬高速鉄道に乗車した際、硬貨を立てる実験の様子を動画に撮影し、ネット上にアップしたところ、国内外のネットユーザーの注目の的となった。この8分間の動画によると、列車は超高速で走り続けているにもかかわらず、立てた硬貨はその状態のままで倒れなかった。人民日報公式微信(Wechat)が伝えた。
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日本は認めたがらないが、世界で最初に高速鉄道を建設した国である日本が、世界中が注目する中国の高速鉄道と「サシの勝負」を繰り広げている。9月5日、京華時報は公式微博(ウェイボー)上にある動画を投稿し、物議をかもした。その動画は、日本のネットユーザーが新幹線のN700系車両で硬貨を立たせる実験を行ったところ、全く立たせることが不可能だった、という内容だった。
実は、日本の新幹線で硬貨を立たせる実験が失敗に終わった様子を撮影した動画は、2015年にネット上で広まっていた。当然のことながら、これは高速鉄道の走行安定性を試すテストのひとつにすぎず、この結果から、中国の高速鉄道があらゆる方面において日本の新幹線を上回っていることにはならない。人々がもっと知りたいのは、中国の高速鉄道の走行安定性がなぜこれほど高いのか、ということだ。
高速鉄道の走行安定性をはかる指標として、次の3つを取り上げることができる。
1、縦方向(進行方向)の安定性。具体的には、列車が停車する際、加速・減速する際、等速走行する際の安定性。
2、横方向の安定性。主に列車の左右振動の抑制。
3、垂直方向の安定性。主に列車の上下振動の抑制。
世界で最高レベルの高速鉄道と車両である京滬(北京―上海)高速鉄道のCRH380シリーズは、これら3つの指標において全て最高値に達している。だからこそ、外国人が1枚の硬貨を8分間も立たせることが可能であり、子供が同高速鉄道で自由自在に積み木遊びをすることも可能なのだ。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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