中韓の仲たがいを引き起こしたTHAAD、「無用の長物」となる可能性も―米専門家

Record China    2016年9月8日(木) 10時50分

拡大

8日、中韓関係の悪化のきっかけともなった高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題に関して、米専門家はTHAADが無用の長物となる可能もあると指摘している。資料写真。

2016年9月8日、中韓関係の悪化のきっかけともなった高高度防衛ミサイル(THAAD)配備問題に関して、米専門家はTHAADが無用の長物となる可能もあると指摘している。環球時報が伝えた。

5日、北朝鮮は日本海に向けてノドンとみられる中距離弾道ミサイル3発を発射し、日本の排他的経済水域に落下した。国連安全保障理事会は6日、緊急会合を開き、北朝鮮の弾道ミサイル発射を強く非難する声明を発表した。

北朝鮮のミサイル発射は韓国の各メディアが取り上げ、米国専門家の見解を紹介する報道も見られた。米専門家は、「北朝鮮が同時に複数発のミサイルを発射したのはTHAAD対策とみられる。迎撃目標を増やすことで迎撃難度を上げ、THAADのすきを突くことも可能だ。さらに、THAADは潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)に対しては効果が低く、北朝鮮がSLBM技術の研究を進めると、THAADが無用の長物となることも考えられる」と指摘している。(翻訳・編集/内山)

この記事のコメントを見る

レコードチャイナではアルバイトを募集しております。
採用情報はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携