帰省バスが横転事故、死傷者62人の惨事―安徽省明光市

2008年1月21日、新華網によれば、20日午後23時頃、安徽省明光市の国道104号線で死者11名、負傷者51名を出す大規模な交通事故が発生した。事故を引き起こした運転手はすでに拘留されている。

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安徽省交通警察によれば、事故車両は同省阜陽市自動車輸送グループ有限公司（会社）の観光バス。蘇州市から阜陽市へ戻る途中だった。乗客の多くは、江蘇省から旧正月で帰省する阜陽の人で、事故車両には定員51名のところ、72人の乗客が乗っていた。

1月20日午後6時30分、蘇州を出発。夜9時頃、南京で運転手が交替し、国道104号で明光市郊外は路面が凍結しており、対向車とのすれ違い時に運転を誤り、右路肩から6メートル下に転落。負傷者は現在、明光市中医院と市人民医院で治療を受けている。4名を除くすべての負傷者で病状が重く、予断が許されない状況だそうだ。国道104号線は21日早朝まで通行止めとなっていたが、現在は復旧している。

安徽省交通警察によれば、安徽省では1月11日から、各地で大雪に見舞われており、交通に影響が出ているそうだ。（翻訳・編集/岡田）