<G20>警官しかいない街、サミット開催地がゴーストタウンとなった理由―米メディア

Record China    2016年9月4日(日) 13時10分

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3日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「世界の指導者のために杭州市をゴーストタウンに変えた中国政府」を掲載した。治安の邪魔だとして、住民は市外を旅行するよう奨励されている。写真は杭州市。

2016年9月3日、米ボイス・オブ・アメリカ中国語版サイトは記事「世界の指導者のために杭州市をゴーストタウンに変えた中国政府」を掲載した。

浙江省杭州市では4日からG20サミットが開催される。世界各国の指導者が集まる一大イベントだ。テロを警戒し街中には数万人を超える警察と治安ボランティアがアリの這い出る隙もない、鉄壁の防御態勢をしいている。

警官の数は膨大だが、その一方で市民の姿はほとんど見ることはない。というのも杭州900万市民の多くは治安対策の邪魔になるとして市外を旅行するよう推奨されているからだ。1週間の有給休暇が与えられ、近隣の観光地では杭州市民向けに入場券が無料になるなどの優遇措置もとられた。残った人もあちこちに検問があり店も休みとあって、自宅でぼーっとするしかやることがない状況だ。(翻訳・編集/増田聡太郎

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