Record China 2008年1月22日(火) 11時34分
拡大
2008年1月、中国では、8月8日オリンピック開幕当日の出産を希望する親が増えている。各病院では医学的な見地から安全を最優先し、こうした申し出はすべて断っているという。写真はお腹に北京五輪マスコットを描いた鄭州市の妊婦。
(1 / 3 枚)
2008年1月18日、「縁起が良い」と、8月8日オリンピック開幕当日の出産を求める親が増えているそうだ。重慶市婦幼保健院、西南医院、西郊医院など、市内の各病院で、毎日多数の人が当日の分娩を予約できないか訪れているが、いずれも断っているとのことだ。重慶晩報が伝えた。
【その他の写真】
17日、重慶市婦幼保健院産科医事務室では、10人あまりの妊婦が、今年の8月8日に出産したいと医者を訪ねてきたが、いずれも断ったそうだ。上海市内に住むある女性は、出産予定日が8月12日となっているが、オリンピックに合わせて、早めに帝王切開を行いたいと希望したものの、「いつ生むかは、医学的な見地から取り決めるべき。人によっては予定どおり分娩できないかもしれないし、無理に時期を早めたり遅らせたりするのは子供の発育に影響する上、母体の安全にもかかわる」と医者から諭され、諦めた。
同病院によれば、昨年末から「オリンピックベイビー熱」が高まっているという。ほぼ毎日、何とかオリンピック当日に出産できないものかと訪れる“未来の”両親があとを絶たないそうだ。(翻訳・編集/岡田)
この記事のコメントを見る
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら
業務提携
Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る