Record China 2008年1月21日(月) 16時10分
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1月17日の報道によると、子育てしながら働く女性の「授乳問題」を解決しようと、全てのオフィスビルでの託児ルーム設置に向け「上海市婦女連合」が各方面に働き掛けている。その甲斐あり、今年の全人代などで提議される見通し。資料写真。
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2008年1月17日、上海紙「新民晩報」が伝えたところによると、産休明けのワーキングマザーが頭を悩ます「授乳問題」を解決しようと、全てのオフィスビルに託児ルーム設置が実現するよう「上海市婦女連合」が各方面に働き掛けている。
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中国では生後18か月未満の赤ちゃんは託児所に入れないが、母親は産後90日で職場復帰しないと「戻る席がなくなる」という厳しい現実を抱えている。祖父母の援助が得られなかったり、ベビーシッターを雇う余裕のない母親にとっては「誰が赤ちゃんの面倒を見て、授乳はどうするか?」は深刻な問題。
こうした現状を受けて、「上海市婦女連合」が関係各方面に「赤ちゃんを持つ若い母親が働きやすい環境を作ろう」と根回しを続け、今年夏までに開催される全国人民代表大会と政治協商会議に「オフィスビルの託児ルーム完備」が提議される見通しという。
昨年は60年に1度の幸運年「金猪年」でベビーブーム。子育てと仕事の両立に悩む女性も今後激増するわけで、政治が「オフィス街での託児」を可能にして、彼女たちの期待に応えられるかどうか注目される。(翻訳・編集/NN)
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