陳水扁総統が退任後に訪米の意向、汚職裁判逃れとの指摘も―台湾

Record China    2008年1月20日(日) 15時10分

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19日、アメリカ在台湾協会(AIT)の前台北事務所長であるダグラス・パール氏は、陳水扁総統が5月の退任後にアメリカへ渡航することは可能だが、それによって汚職事件の判決から逃れることは出来ないとコメントした。写真はワシントン市。

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2008年1月19日、アメリカ在台湾協会(AIT)の前台北事務所所長であるダグラス・パール氏は香港のフェニックステレビのインタビューに答え、陳水扁(チェン・シュイピェン)総統が5月の退任後にアメリカへ渡航することは可能だが、それによって汚職事件の判決から逃れることは出来ないとコメントした。中国新聞社が伝えた。

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台湾では今年3月に総統選が実施され、現任の陳総統は5月20日を以て退任することとなる。陳総統は退任後は世界各国を歴訪する意向を示しているが、一部では現在公判中の汚職事件裁判から逃れるためではないかともささやかれていた。

パール氏は、陳総統が退任後に一般人としてビザを取得することが容易だが、アメリカでの活動、特に誰と会うのかということは非常に敏感な問題だと指摘。また、アメリカはこれまで台湾の警察と協力関係を築いており、また司法の能力向上を望んできた立場からも、アメリカへ渡っても裁判から逃れることは出来ないだろうとコメントした。(翻訳・編集/KT)

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