天然ガス「西気東輸」第2ライン、2010年に運用開始―中国

Record China    2008年1月18日(金) 11時2分

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16日、2008年中国液化天然ガス(LNG)国際会議が開催された。席上、中国石油天然ガス集団公司天然ガスパイプライン支社の侯創業副総経理は「西気東輸」第2ラインの建設ルートを発表した。

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2008年1月16日、2008年中国液化天然ガス(LNG)国際会議が開催された。席上、中国石油天然ガス集団公司天然ガスパイプライン支社の侯創業(ホウ・チュワンイエ)副総経理は「西気東輸」第2ラインの建設ルートを発表した。新華社が伝えた。

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「西気東輸」とは、中国西部から東部に天然ガスを運ぶパイプラインの建設プロジェクト。幹線部は陝西省西安市、江西省南昌市を通過し、広東省広州市に到達する。全長は4945km。ほかに南昌市と上海市を結ぶラインなど3849kmの支線が建設される。総投資額は1435億元(約2兆1500億円)が見込まれている。

2010年からの運用が予定されており、2012年には年間300億立方メートルもの天然ガスを輸送することになる。現在、パイプライン完成に備えて天然ガス増産の開発計画が進められており、新疆ウイグル自治区のタリム盆地、オルドス盆地のガス田は2015年には陝西―北京間のパイプラインにガスを供給するほか、緊急時には第2ラインにも年100億立方メートルの天然ガスを供給することが可能となる。(翻訳・編集/KT)

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