働く女性、8割に「過労」症状！最もお疲れはマジメな中年女性―中国

2008年1月15日、上海の「新聞晩報」と「解放網」は働く現代女性の80％以上が慢性的な「過労」だと報道。

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上海中医薬大学付属岳陽中西医結合医院が「女性の健康精神状況」に関する臨床調査を行った結果、年末年始に体の不調を訴え「過労」と診断される女性が多いことが明らかになった。特に、運転手、客室乗務員、看護士の女性にとって「過労」は一種の職業病だといえる。

「過労」と診断された女性患者のうち3分の2以上は、その原因が仕事と家庭のストレスにあるとされ、中でも仕事熱心で積極的に家事もこなす中年女性が最も疲れているという。「過労」の症状には、だるさ、不眠、物忘れ、感情的、原因不明の頭痛、耳鳴り、めまいなどがあげられる。

仕事や家庭のストレス発散方法について、「好きなことをして気分転換する」と答えた女性患者は6割、「家族や友人に愚痴をこぼす」が5割いたが、「専門の心理カウンセラーを訪ねる」と答えた女性は、看護師として働く患者の中で8．2％しかいなかったという。（翻訳・編集/本郷智子）