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1月14日、冬になると38枚の服を着て完全防寒する王少光さん。病院で身体検査を受けた結果、「甲亢性機能低下、自律神経失調症、鬱病」と診断される。同医院の盧院長は、「王さんの治療に対して検査結果や病状を見ながら無料で進める」と語る。
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2008年1月14日、湖南省婁底市に住む「湖南省一の寒がりおじいちゃん」こと王少光(ワン・シャオグアン)さんは、市内にある東方医院で無料の身体検査を受けた。王さんは、冬になると38枚もの服を重ね着して完全防寒する、「超・寒がり」なのだ。
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湖南省婁底市第二中学を63歳で退職した王さんは、教師時代から異常なほどの寒がりで、冬になると38枚の上着に11枚のズボンをはき、その上、ストーブ2台で部屋を暖めて生活するという。夏でもシャツ7枚にズボン3枚をはいて生活する王さんに対して、人々は「精神的に病んでいる」と冷たい反応。王さんは、「寒がりになったのは、1992年に最愛の妻を交通事故で亡くしたことがきっかけ。妻を失った直後から体質が変化し始めた。いつも風邪を引くので、予防のために服をたくさん着込むようになった」と語る。
そこで王さんは体に異常がないか調べるため、婁底市にある東方医院で、血圧、心電図、レントゲン写真、血液検査、甲状腺機能の検査を受けた。血圧はやや高めだったが、その他の詳しい結果は後日になる。また、同医院の内科、外科、心血管の専門医が共同で診察を行ったところ、「甲状腺機能低下、自律神経失調症、鬱病」との診断がなされた。同医院の盧志農(ルー・ジーノン)院長は、「今後の治療については検査結果や病状を見ながら無料で進める」と語った。(翻訳・編集/FK)
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