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14日、麻薬所持の現行犯で9日逮捕された張元監督事件の続報が、中国メディアで相次いでいる。張監督には恐らく懲役3年の刑が下ると予想される。
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2008年1月14日、麻薬所持の現行犯で9日早朝に逮捕された張元(チャン・ユアン)監督事件の続報が、中国メディアで相次いでいる。北京を舞台にした中国映画界史上最悪の麻薬逮捕事件で張監督は、恐らく懲役3年の刑と予想されている。「中国新聞ネット」が伝えた。
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米「TIME」誌の「21世紀の青年リーダー100人」に選ばれたこともある中国映画界の「第6世代」を代表する張監督ら数名が、北京の自宅で麻薬を吸った直後の「ラリ状態」で逮捕されてから数日が経った。『あの子を探して(原題:一個都不能少)』の武拉拉(ウー・ララ)録音技師や著名な彫刻家の米丘(ミー・チウ)氏など大物ばかりの逮捕劇に業界ではショック冷めやらぬ状態が続く。
業界関係者によると、張監督が麻薬を始めたのはちょうど5、6年前の『グリーン・ティー(原題:緑茶)』撮影中とのこと。撮影後も麻薬を吸いながらの反省会が開かれていたという。業界では監督に勧められて麻薬を始めたアーティストや映画スタッフもいるといい、こうした罪も加味すれば監督に下される判決は「恐らく懲役3年くらい」と言われている。
北京では8月の五輪を控え、麻薬撲滅の強化に乗り出している最中。こうした中、今回の事件にどんな判決が下されるのか注目が集まっている。(翻訳・編集/NN)
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