コンドーム所持が売春の証拠?中国警察の摘発手法がエイズ蔓延の要因に―中国メディア

Record China    2016年8月1日(月) 12時50分

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7月31日、中国警察は性風俗業従事者を摘発する際、コンドームを証拠物件とすることが多い。そのためコンドーム着用率が低下している。

2016年7月31日、参考消息網によると、中国警察はコンドームを証拠に性風俗業従事者を摘発することが多く、エイズ感染拡大の阻止にマイナスとなっている。

トムソン・ロイターは26日、中国のエイズ問題に関するレポートを発表した。中国のエイズ感染率は低く、14億人の人口大国にもかかわらず約50万人(中国政府発表、2014年末)にとどまっている。

エイズ感染者に対して無料でコンドームを配布するなど、中国は感染拡大の阻止に取り組んでいるが、一方で問題点も指摘されている。中国警察は性風俗業従事者を摘発する際、コンドームを証拠物件とすることが多い。そのため売買春における着用率が低下し、エイズ感染の要因になっている。中国のみならず他国でも同様の傾向が強く、報告書は改善が必要だと提言している。(翻訳・編集/増田聡太郎

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