列車も転覆する強風!世界最大の風力発電基地プロジェクトが進行中―新彊ウイグル自治区

Record China    2008年1月12日(土) 13時2分

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1月10日、新彊ウイグル自治区トルファン市で建設中の風力発電基地の様子が地元メディアで紹介された。完成すれば世界最大の風力発電基地となる。写真は同自治区にある他の風力発電基地の様子。

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2008年1月10日、新彊ウイグル自治区トルファン市の小草湖地区で建設中の風力発電基地の様子が地元メディア「新彊日報」で紹介された。数年をかけて世界最大の風力発電基地を完成させるという。現在第一期工事が終了し、昨年12月までに発電機60基が設置された。来年からはさらに60基の設置が始まるという。

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中国政府は06年1月に「再生可能エネルギー法」を施行して本格的な環境対策に乗り出し、風力発電などの再生可能エネルギー源に対する開発補助金や優遇政策が打ち出された。新彊ウイグル自治区には9つの風力発電基地が建設される予定で、総設備容量は8000万キロワット時になるという。

ここトルファン市小草湖地区には今後数年をかけて、総設備容量230万キロワット時の巨大風力発電基地が建設される。昨年12月には投資額4億元(約60億円)をかけた第1期工事が終了。発電機60基が設置され、設備容量は4.95万キロワット時になる。

トルファン地区では昨年、強風のため列車転覆事故が起きている。それほど強い風が吹くことで有名だが、中でも小草湖地区は総面積1000平方キロメートル、開発可能な発電量は年間100億キロワット時にもなり、発電基地建設に最も適した土地といわれている。(翻訳・編集/NN)

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