Record China 2016年7月23日(土) 7時30分
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22日、韓国メディアによると、韓国の従軍慰安婦を描いた映画「鬼郷」の趙廷来監督が、「反日感情で作った映画ではない。平和について考えるきっかけになってほしい」と述べた。これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せた。資料写真。
2016年7月22日、韓国・聯合ニュースによると、韓国の従軍慰安婦を描いた映画「鬼郷」の趙廷来(チョ・ジョンネ)監督が、「反日感情で作った映画ではない。平和や問題の解決策について考えるきっかけになってほしい」と述べた。
21日午後、東京都荒川区のホテルで「鬼郷」の上映会が開かれ、日本人や在日韓国人400人が参加した。上映中は、決定的なシーンが映し出されるたびに多くの人が涙を流し、終了後もすすり泣く声が止まなかったという。映画を見た日本人女性らは、「絶対に許されない歴史を消そうとすることは、もっと許されない。未来と平和のためには歴史を消してはいけないと改めて感じた」「戦争を起こした世代ではないが、慰安婦が受けた被害や苦痛をしっかりと学ぶことができた」などと感想を述べた。
舞台挨拶で趙監督は、反日を目的に作った映画ではないことを強調し、「映画が平和のための道具となり、戦争のない世界がやって来ることを願っている」と明らかにした。
これについて、韓国のネットユーザーはさまざまなコメントを寄せた。
「事実を映画にしただけなのに、感情があるわけない。感情が入っていると考えること自体が問題」
「歴史を消したり、隠すことはできない。日本がドイツのように、汚れた歴史を認め、被害者らに謝罪しないと、反日感情はなくならない」
「反日感情があってもなくても、日本が女性を暴行し、奴隷扱いしたことは事実」
「韓国の国力が強くなり、日本から真の謝罪を受ける日が来ることを願っている」
「趙監督を心から尊敬する。そのような気持ちで映画を作ったことも、映画の収益を被害者らに寄付したことも。趙監督こそが韓国社会の正義だ」
「悲しい歴史の真実を世界中の人に知ってもらいたい」
「もういいよ。“慰安婦に象徴される韓国”はお断り」
「歴史を映画で学んではいけない。映画は映画でしかない」
「反日映画を作ったが、反日感情で作ったのではない?よく理解できないな」(翻訳・編集/堂本)
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