先月20日、ソウル郊外の天安西北警察署に150万ウォン(約13万円)相当の現金とタイのパスポートが入った財布が落とし物として届けられた。外国人とみられる落とし主に連絡するすべがなく頭を抱える警官たちだったが、ここで外事課のA警官が動いた。得意のタイ語を使い、自身のSNSアカウントで落とし主を探す活動を始めたのだ。A警官のタイ語のメッセージはその後2週間ほどで多くの外国人に共有され、ついに今月5日、落とし主にたどり着いた。メッセージを読んだタイ人のBさんはSNSで「Thank you very much」などと返信、警察署に直接連絡し、無事に財布を取り戻すことができた。
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