香港政府、帰還した書店店長について中国側が引き渡しを求めても応じない方針示す=米国ネット「私が彼なら、すぐに米国に亡命する」

Record China    2016年7月7日(木) 16時20分

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6日、AP通信は、中国共産党に批判的な書籍を扱う香港の書店の店長が中国本土で拘束された後、香港に帰還した事件で、香港政府は中国側が店長の引き渡しを求めても応じない方針を示したと報じた。写真は香港。

2016年7月6日、AP通信は、中国共産党に批判的な書籍を扱う香港の書店の店長が中国本土で拘束された後、香港に帰還した事件で、香港政府は中国側が店長の引き渡しを求めても応じない方針を示したと報じた。

中国共産党に批判的な書籍を取り扱う書店の店長の林栄基氏は、昨年、行方が分からなくなっていたが、中国本土で拘束されていたことが判明した後、香港に帰還していた。新華社によると、中国の公安当局は、林氏が中国本土の顧客向けに発禁本を販売するなど、違法行為を犯したと主張している。林氏は、香港に残している書店の顧客リストを持ち帰ることを条件に、保釈され、香港に帰還していた。中国の公安当局は、林氏の保釈期間が超過していると主張し、林氏が中国本土に戻らなければ新たな法的措置を取ると警告した。香港政府の黎棟国保安局長は6日、中国が林氏の引き渡しを求めても応じない方針を明らかにした。

この報道に、米国のネットユーザーがコメントを寄せている。

「米国は林氏を亡命者として受け入れて、中国が禁止している書籍の出版の手助けをすべきだ」

「私が彼なら、すぐに米国に亡命するよ。そうしなければ、中国は彼を捕まえに来るだろう」

「中国は黙るべきだ」

「誘拐は重大な犯罪だ!」

「もし林氏を中国側に引き渡せば、香港政府は香港の人々の信頼を失うことになる」(翻訳・編集/蘆田)

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