中国の圧力で公演中止?「ランコム」騒動の歌手デニス・ホー、無料ライブを開催―香港

Record China    2016年6月20日(月) 21時30分

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19日、仏ロレアル社とのトラブルが話題の女性歌手デニス・ホーが、香港でライブイベントを開催。3000人近い観客を集めた。写真はデニス・ホー。

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2016年6月19日、仏ロレアル社とのトラブルが話題の女性歌手デニス・ホー(何韻詩)が、香港でライブイベントを開催。3000人近い観客を集めた。香港アップルデイリーが伝えた。

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仏ロレアル傘下の「ランコム」が今月はじめ、19日に予定していたデニス・ホー出演の音楽イベントについて、「安全面の問題」を理由に中止を発表。デニス・ホーは香港の民主派運動を支持しているが、中国共産党の関連紙がこれを問題視する文章を発表している。一方的なイベントの中止発表は中国の圧力に屈したためとみられ、香港や台湾ではロレアル製品のボイコット運動が起こった。

イベント開催予定だった19日、もともとの開催予定地と同じションワン(上環)でデニス・ホーが無料ソロライブ「有種的漂亮 The Beauty of WE」を開催。路上ライブ形式にもかかわらず、3000人近い観客を集めた。

このライブは、「ランコム」から音楽イベント中止を突き付けられたデニス・ホーが、騒動発生直後からフェイスブック上で開催を宣言していたもの。「『楽しく』『安全』な無料ライブにしたい」とメッセージを発信していたのは、「安全面の問題」を皮肉った言葉と思われる。

会場付近にある飲食店やカフェなども割引サービスを提供し、このライブを支持している。(翻訳・編集/Mathilda

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