温家宝首相が豚肉価格、農民政策など民生重視をアピール―中国

Record China    2007年12月31日(月) 20時59分

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29日・30日、温家宝首相は陝西省西安市を訪問、西安航空機工業集団有限責任公司の工場や農村を視察した。道中、温首相は質問に答え、毎朝起床すると考えるのは物価、住宅、教育、医療などの民生問題だと話した。資料写真。

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2007年12月29日・30日、温家宝(ウェン・チアバオ)首相は陝西省西安市を訪問、西安航空機工業集団有限責任公司の工場や農村を視察した。道中、温首相は質問に答え、毎日朝起きると考えるのは物価、住宅、教育、医療などの民生問題だと話した。中国新聞社が伝えた。

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民生問題の中でも特に温首相が注目している問題は二つある。第一に豚肉価格の高騰問題。今年5月には母豚の養豚に50元(約750円)の補助を出すなどの対策を打ち出したが、なお豚肉価格は高止まりしている。そこで25億元(約38億円)を支出して、母豚の養豚に100元(約1500円)の補助を出すなどさらに対策を追加、今後4〜5か月以内に価格の低下が見込まれるという。

第二に農民優遇政策の実施状況だという。農業税の撤廃や学費免除など農村への優遇政策が次々と打ち出されているが、2008年には農民対策に前年以上の予算を支出することが決定しているという。温首相は「国の大事とは市民の問題である」と明言、民生問題を今後も重視する姿勢を示した。(翻訳・編集/KT)

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