Record China 2007年12月31日(月) 12時5分
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2007年、レコードチャイナでは1年を振り返り、特に反響の大きかった10本を「2007年10大ニュース」としてシリーズでお送りする。6本目は7月にお伝えしたちょっと笑ってしまうパンダにされたチャウチャウ犬の話題。
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2007年、レコードチャイナでは様々なニュースを報道してきた。1年を振り返り、特に反響の大きかった10本を「2007年10大ニュース」としてシリーズでお送りする。
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6本目は7月にお伝えしたちょっと笑ってしまう話題。7月2日、北京市東城区の分司庁小学校をパンダの赤ちゃんが訪問した。国宝のパンダが目の前に現れた、と子供たちは大興奮。動物園ではガラス越しか、遠く離れてしか見ることが出来ないのに、今日は触ることも、抱っこすることも出来るのだ。でも、このパンダ、よく見ると鼻がちょっぴりでっぱって、どうも普通のパンダとは少し違う顔つきに見える……。
小学校にパンダを連れてきたのは、歌手の李進(リー・ジン)さん。新曲「パンダの赤ちゃん」の発表会を兼ねている。連れてきたパンダはミュージッククリップにも出演したという。国宝のパンダをどこから連れてきたのかとの質問に、李進さんは胸を張って、「自前で調達しました」と回答。意味がよくわからず目を白黒させた記者に、パンダの秘密を明かした。
なんとこのパンダ、実はパンダではない。愛玩犬として有名なチャウチャウの毛を染めてつくった偽パンダなのだという。李進さんはミュージッククリップ撮影のためにパンダを借りようと各所に交渉したが、当然の如く却下されてしまった。普通ならあきらめるところだが、「私はあきらめなかった!」と得意満面の李進さん。毛がふさふさで、まるまるとしたチャウチャウなら、色以外はパンダとそっくりだとひらめいたのだとか。早速、チャウチャウを購入し、ペット専門美容院へ。パンダっぽいカットと毛染めの後、可愛いパンダの赤ちゃんが登場したのだという。
その後、イベントプロデューサーの田金双氏が自身のブログに、この李進さんの行為を「新曲宣伝のために無理やり犬をパンダにするとは、あまりにも身勝手な虐待行為」だと厳しく抗議したことから、中国ネット界ではこの田氏の意見に賛否両論が殺到。田氏の意見に賛同する声よりも、李進さんを擁護する声が圧倒的に多いという。(翻訳/KT・構成/藤野)
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