Record China 2007年12月28日(金) 17時58分
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27日、今年のクリスマスも中国の玩具製造業界は書き入れ時だった。安全性への疑問が高まる中、製造工場を視察した中国当局者が「安全性」を強調した。写真はおもちゃ屋などで売られる中国製のぬいぐるみ。
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2007年12月27日、中国新聞ネットによると、世界ではクリスマス商戦が戦われたが、今年のクリスマスも中国の玩具製造工場にとっては書き入れ時だったという。中国国家品質監督検査検疫総局の李長江(リー・チャンジアン)局長は欧米への輸出玩具を専門に扱う工場へ品質検査を行った際、「中国製玩具の絶対多数は品質に問題はなく、世界中の子ども達を喜ばせることができるものだ」と述べた。
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品質検査グループは南京近郊のぬいぐるみメーカーを訪れた。この会社はアメリカ企業との合資で、製品の全てがアメリカやEU諸国に輸出される。李局長がクリスマスの受注状況について尋ねたところ、この会社の社長は「去年よりも受注数は多く、中国製玩具に問題があるとする世論の影響は全く受けていない」という。これに対して李局長は「世界の国々はなお中国製玩具を信頼している」と喜ぶ様子だった。
この間、アメリカのメディアは中国玩具の安全性への疑問からボイコットを訴えており、中国の玩具業者は危機に直面していた。しかし、李局長によると、「今年のクリスマス前も各国企業が中国の工場へと発注し、その数は前年を上回っている。ドイツの一企業の発注額は20億ドル以上で、中国玩具には問題がないと信じられているからだ」と語った。「安全性に問題があるのは一部企業で、大多数の製品には問題はない」と中国製玩具の安全性を強調した。(翻訳・編集/小坂)
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