Record China 2007年12月26日(水) 11時0分
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24日、陝西省西安市の陝西歴史博物館が約8か月に及ぶ改修を終え、リニューアルオープンした。新たに陳列された文物のなかで話題を呼んでいるのが「緑面跪射俑」。唯一顔面を薄緑で塗られた兵士だという。写真は「緑面跪射俑」。
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2007年12月24日、陝西省西安市の陝西歴史博物館が約8か月に及ぶ改修を終え、リニューアルオープンした。新たな文物が陳列されるなど、開館以来16年間で最大規模の改修になったという。新華社が伝えた。
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改修に伴い、多くの貴重な文物が新たに陳列されることとなったが、特に話題をよんでいるのが「緑面跪射俑」。1999年に発掘されたもので、膝をついた姿勢で弓を構えている人形だが、制作当時に塗られた色が比較的きれいに残っていた。興味深いのがなぜか顔の色が薄緑に塗られていたこと。兵馬俑の兵士のなかで唯一だという。
薄緑の顔はどのような意味を持っているのか、専門家の間でも議論となったが、いまだ定説は出ていない。一部では「職人のいたずらではないか」との意見もあるほど。リニューアルした陝西歴史博物館を訪れた折にはぜひこの新たな古代の謎に注目して欲しい。(翻訳・編集/KT)
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