<年末特集・ほのぼの動物篇7>相手を見て言葉を選ぶ!「共産党万歳」!2匹の天才九官鳥―湖南省長沙市

Record China    2007年12月26日(水) 11時43分

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2007年、レコードチャイナでは様々な動物物語を紹介してきた。その中でも特に人気の高かった「ほのぼの動物」を10篇シリーズで振り返っていく。7本目は2匹の天才九官鳥の話。

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2007年、レコードチャイナでは様々な動物物語を紹介してきた。その中でも特に人気の高かった「ほのぼの動物」を10篇シリーズで振り返っていく。

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7本目は3月にご紹介した天才九官鳥。1歳になるオスの「ジンジン」はおしゃべりが大好き。「お父さんコンニチハ!」「ワハハー、マージャンしよう!」としゃべりっぱなし。街角で得意の「話芸」を次々披露し、ご町内を沸かせている。

湖南省長沙市の周(ジョウ)さんの家で飼われているこの九官鳥、標準語と長沙語で30種類以上の言葉を明確に話し、「ワハハハ」と笑い声も出せる。持ちネタの中で特に人気があるのは「口笛」と「ニワトリの鳴き声」で、この芸を披露すると見物人は身をよじって笑い転げる。

来客に対する応対もちゃんと心得ている。ドアをノックする音が聞こえると「お父さん〜!」と周さんを呼ぶ。子どもを見ると「口笛」を吹き、女の子を見ると「美女!」、若者や中年には「こんにちは、儲かりますように!」と声を掛ける。

鳥かごを開けても逃げることのない「ジンジン」を周さんはかけがえのない家族の一員だと話す。今は歌を特訓中で、お誘いがあったら芸を披露しに行ってもいいそうだ。

同じ長沙市にはなんともっとすごい九官鳥がいた。張(チャン)さんの自慢のペット、ルールー(楽楽)だ。「共産党万歳!」などのことばが言えるばかりか、なんと人と会話までできるのだという。

張さんがルールーを飼い始めたのは2006年のこと。当時生後2か月だったルールーは、あっという間にしゃべるようになったそうだ。最初に覚えたことばは、中国正月の挨拶「金運に恵まれますように!」で、続いて「共産党万歳!」「毛主席万歳!」と覚えていったという。さらによく顔を合わす人間には慣れてきて、見分けもつくようになり、場面に応じての会話もできるという。

例えば、餌を与えるおじいさんを見かけると「おじいちゃん」と呼び、電話が鳴ると「電話だよ!」と教えてくれるのだとか。張さんが友人とトランプに興じる時には、会話に参加してくるそうだ。楽しい時はなんと一緒に笑い声まであげるという。(構成/藤野)

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