「朴大統領は外遊し過ぎ」の批判に大統領府「国の格が上がって自然に増えた」=韓国ネット「ここまでくると病気」「行けば行くほど格が下がる」

Record China    2016年5月26日(木) 2時0分

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24日、韓国の朴槿恵大統領が25日から12日間の外遊に出発することを受け、韓国の政界から「国内の問題が山積する中で、大統領の海外歴訪が頻繁過ぎる」との批判の声が上がっている。写真は朴槿恵大統領。

2016年5月24日、韓国・ヘラルド経済によると、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が25日から12日間の外遊に出発することを受け、韓国の政界から「国内の問題が山積する中で、大統領の海外歴訪が頻繁過ぎる」との批判の声が上がっている。

朴大統領の海外歴訪は今回で23回目。1987年の民主化以降、歴代大統領と比較すると確かに回数は多い方だ。元大統領の盧泰愚(ノ・テウ)氏は在任中10回、金泳三(キム・ヨンサム)氏は14回、金大中(キム・デジュン)氏は23回、盧武鉉(ノ・ムヒョン)氏は27回、そして李明博(イ・ミョンバク)前大統領は49回だった。朴大統領の残りの任期を考えれば、李明博前大統領まで行かないにしても、盧武鉉氏の回数を超えることは確実だろう。

大統領府は批判に対し、韓国の国力が伸び国の格が上昇するに従い、海外歴訪の回数が増えるのは自然なことと釈明している。ある外交消息筋は「大統領の海外歴訪を世論がよく受け止めていないことは認識している」としながらも、「2国間外交ではわが首脳を招く国がますます増え、多国間外交の場でも韓国がなくてはならない重要国家に成長した」ため、「大統領によるトップ外交は不可避」と説明した。

韓国のネットユーザーからは、朴大統領の外遊を「海外旅行」とやゆするコメントがたびたび寄せられる。世論の受け止めは日頃から冷ややかなようだが、今回、政界からも批判論が出たことを受け、ネットユーザーは次のような声を寄せた。

「国の格に合わせて、こちらから訪ねて行かずに来させればいい」

「国民の税金で任期中に世界旅行をするつもりだ」

「国内が大変になるたび旅行。国民をばかだと思ってるのか?」

「海外では朴大統領がカモに見えるから招いてるだけ。そうじゃなければ自分から来るはずじゃないか」

「ファッションショーとしては成功したのかな?それ以外はこれといってやり遂げたことがなさそうだけど」

「大統領が海外に行けば行くほど国の格が下がる」

「やれることがないから、海外旅行に行くしかないんだ」

「ここまでくると病気だよ。それより毎年1回全国を回るのはどうかな?そうすれば国民がどんな暮らしをしてるか分かり、統治もできるってものだ」

「仕事が面倒だから海外に出てるだけだと思う」

「まあ何にしても1等になってみないとね」(翻訳・編集/吉金

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