<年末特集・ほのぼの動物篇1>「ダイエットは大嫌い!」世界記録に迫るデブネコちゃん―山東省青島市

Record China    2007年12月25日(火) 14時39分

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2007年、レコードチャイナでは様々な動物物語を紹介してきた。その中でも特に人気の高かった「ほのぼの動物」を10篇シリーズで振り返っていく。第1弾は山東省青島市の徐さんちのデブネコちゃん。

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2007年、レコードチャイナでは様々な動物物語を紹介してきた。その中でも特に人気の高かった「ほのぼの動物」を10篇シリーズで振り返っていく。

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1本目は1月にご紹介した山東省青島市の重慶路に住む徐続栄(シュー・シューロン)さんの飼っているネコ。体重はなんと17kgもある。ここ1年の間、徐さんの太ったネコはまるでスターのようにもてはやされ、世界各地から10社ほどのマスコミがインタビューしにやって来たそうだ。

カメラマンが徐さんの家を訪れた時、この太ったネコは頭の下に小さなまくらをあてがい、かけぶとんをかぶって仰向けになって熟睡していた。このネコは現在10歳、これは人間の70歳に相当するという。10年間徐さんと共に暮らし、すっかり家族の一員となっている。年を取り、そして太りすぎたため、最近頭を低くして餌を食べることができなくなった。そこで、徐さんはネコの皿の下に支えを作ってやったそうだ。

徐さんの話によると、かつて彼はアメリカから、彼のネコについての抗議の手紙を受け取ったことがある。手紙には「ネコをこんなに溺愛して太らせてはいけない、すぐダイエットさせてください」と英語で書いてあったそうだ。

徐さんは以前ネコにやる餌を少なくして、ダイエットに挑戦したことがあったが、それは失敗に終わった。と言うのは、ネコは空腹でイライラしているためか、勝手にどこでも大小便をし、よくかんしゃくを起こして抵抗するようになったからだ。徐さんの妻がブタ肉を持って帰るのを見ると、すぐ寄こせと言わんばかりに、「ニャーオ、ニャーオ」と鳴き続ける。もしそれでも肉を食べられなければ、台所のごみ袋を引っかいてびりびりに破いてしまう。そこで仕方なく、徐さんはネコにダイエットさせるどころか、以前の食事のほかに生のブタ肉を一皿追加することになった。ダイエットの試みはこれであっけなく終わりとなった。

資料によると、世界一太っている記録を持つのはあるアメリカのネコで、体重は18.55kgだそうだ。徐さんの愛ネコは、世界で一番太っている飼いネコである可能性が高いと推測されている。(構成/藤野)

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