チベットの人権状況把握で訪中予定だったドイツ政治家、中国からビザ下りず=過去にチベット独立の関連活動に参加―独メディア

Record China    2016年5月12日(木) 21時10分

拡大

11日、ドイツ連邦議会のマイケル・ブランド議員の訪中が中国に拒否されたことについて、独メディアは同氏が過去にチベット独立関連の活動に参加していたことが原因だと指摘した。資料写真。

2016年5月11日、ドイツキリスト教民主同盟(CDU)のメンバーでドイツ連邦議会の議員であるマイケル・ブランド(Michael Brand)氏の訪中が中国に拒否されたことについて、独ラジオ局ドイチェ・ヴェレ中国語サイトはブランド氏が過去にチベット独立関連の活動に参加していたことが原因だと指摘した。

ブランド氏は今月下旬に連邦議会の代表団に同行し訪中する予定だったが、ビザは下りなかった。これについてブランド氏は独タブロイド紙・ビルトの取材に対し、「数週間前、ドイツに駐在している中国の外交官が訪ねて来て私に圧力をかけた」と語り、この後に中国大使館に招かれ中国大使と交流し、ブランド氏がネットに掲載しているチベット関連の発言を削除するよう求められ拒否したと明かした。

ブランド氏は5月末の訪中でチベットを訪れ現地の人権状況を把握する予定だった。ブランド氏の言動が中国側のビザ発行拒否を招いたとの見方が強い。ブランド氏はドイツの外交部門に対応を求めている。(翻訳・編集/内山)

この記事のコメントを見る

中国や韓国の専門知識を生かしませんか?
レコードチャイナでは正社員、在宅ライター、コラムニストをそれぞれ募集しています。
志望される職種を明記の上、どしどしご応募ください!応募はこちら

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携