Record China 2007年12月19日(水) 11時21分
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IOCがオリンピック期間中に参加選手のブログ開設を正式に認めたことにより、有名選手のブログ争奪戦が激化しているという。写真はIOCのジャック・ロゲ会長。
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2007年12月18日、国際オリンピック委員会(IOC)は11日、北京オリンピック開催期間中に参加選手、コーチ、大会役員などが個人のブログを開設することについて承認した。IOCが大会期間中の選手などにブログの開設を認めたのは初めてだという。「新京報」が伝えた。
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IOCのスポークスマンによると「『オリンピック憲章』では取材許可証のない選手、役員などが報道に従事することを禁じている。ただしIOCは、ブログはこれに該当しないと判断。大会期間中、選手などがブログ開設することを正式に認めた」という。
これ関して、巷では2つの話題で持ち切りだ。
1つ目はブログの内容を検閲すべきかどうか。選手などのブログを検閲する理由には、根も葉もないうわさや誹謗中傷が蔓延する危険性や、チームや個人の秘密を漏らす可能性などが指摘されている。これに対しIOCは検閲に反対しない方針で、今後関係マニュアルを作成し、各国の五輪委員会へ配布する計画だとしている。
もう1つはウェブサイトによる有名選手などのブログ争奪戦。各サイトでは有名選手のブログを自社のブログ内に取込もうと躍起になっているという。あるサイトのブログ責任者は「一部の有名選手なら、金に糸目はつけない」と話す。
スポーツ番組の有名な司会者は「他社との先約があったので、ブログの原稿10本10万元(約160万円)のお誘いを断った」と語っており、争奪戦は激化の一途をたどっている模様。(翻訳・編集/HA)
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