中国人も欧米コンプレックス?若者の6割が「自分の周りに西洋崇拝の風潮」認める―中国

Record China    2007年12月16日(日) 14時19分

拡大

12月14日付の報道によると、あるインターネット調査で、中国の若者の約6割が「自分の周りに西洋崇拝の風潮がある」と感じ、半数近くが欧米人に対し劣等感を抱いていることがわかった。

(1 / 6 枚)

2007年12月14日、「中国青年報」はポータルサイト「新浪網」を通じておこなった、中国の若者の欧米先進諸国に対する意識調査の結果を報道した。

その他の写真

それによると、調査対象2563人の59.2%が「自分の周囲のほとんどの人間に西洋崇拝の風潮がある」、35.1%が「少数ではあるが西洋崇拝の風潮は存在する」と回答した。また、55.6%が「米国人が世界で最も自信に満ちている国民だ」としており、48.7%が「先進国の欧米人に接した際には劣等感を感じる」と答えた。

この調査とは別に、人民日報のサイト「環球網」が1000人の若者を対象におこなったアンケートで、8割が「中国はまだ大国ではない」と考えているとの結果が出ている。

これに対し、フランスの社会研究院がこの10月に独、仏、英、米、伊、スペインの6か国でおこなった意識調査では、「中国は世界第2の大国」と考える回答者が6か国すべてで86%を上回った。中国の若者は欧米コンプレックスの傾向が強いが、当の欧米先進諸国は「中国は大国」と認めており、双方の意識のずれが浮き彫りになったかっこうだ。(翻訳・編集/本郷智子)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携