性のパートナーは生涯で1人だけ、“解放”進むもいまだ保守的な大学生―広東省珠海市

Record China    2007年12月13日(木) 12時15分

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2007年12月、広東省珠海市計画生育局などは共同で「大学生の結婚・出産・性」に関する調査を実施。かつての社会と比べ恋愛・性を肯定的に捉えつつも、現実にはなかなか行動に移せない大学生の姿が明らかとなった。資料写真。

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2007年12月、広東省珠海市計画生育局と同市大学地区組織は共同で「大学生の結婚・出産・性」に関する調査を実施した。かつての社会と比べ恋愛・性を肯定的に捉えつつも、現実にはなかなか行動に移せない大学生の姿を明らかとなった。南方都市報が伝えた。

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中国では子供の恋愛に対して批判的な意識が強く、大学生でも学業に専念し恋愛するべきではないという意識が根強く残っている。十数年前には恋愛を理由に処罰されることもあったほど。しかし新時代の大学生たちは恋愛と性により肯定的な姿勢を示している。調査では、回答者の84%が大学の性教育に不満を示し、自分で性に関する知識を得ようとする積極的な傾向を見せた。知識を得る主な経路としては、ネット・友人・DVDなどが挙げられる。

恋愛・性の解放に賛同する一方で、実際の行動は意外と“奥手”で、男子学生の50%以上、女子学生の44%は異性と交際したことがないと回答した。また、回答者の80%以上が「性のパートナーは一生で1人だけに限るべき」と回答、男性の21%は「女性の貞操は重要」と回答した。恋愛・性に関する新たな観念を身につけつつも、実際の行動はまだまだ保守的な側面を多分に残しているといえそうだ。(翻訳・編集/KT)

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