「汚染源」となる養豚場を全面禁止、他自治体からの買い入れに切り替え―広東省東莞市

Record China    2007年12月6日(木) 16時26分

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2007年11月26日、広東省東莞市は2009年1月1日より市全域で養豚場の運営を全面的に禁止する方針を決定した。養豚に伴う汚染問題解決が目的だという。写真は農村の養豚場。

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2007年11月26日、広東省東莞市は2009年1月1日より市全域で養豚場の運営を全面的に禁止する方針を決定した。養豚に伴う汚染問題解決が目的だという。

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今年3月以来の豚肉価格高騰により、東莞市の養豚飼育数は大きく増加、今年1―10月の間に75万頭に上ったという。李毓全(リー・ユーチュエン)市長は75万頭の豚が排出する汚染物は450万人の人間に匹敵することを挙げた。汚水処理費だけで年間4億1000万元(約62億円)が必要となり、1頭あたりのコストは547元(約8200円)と、汚染処理費を差し引けば、養豚業は大幅な赤字になるという。

東莞市は他の地方自治体の農場と契約、指定された「東莞市豚肉供給農場」からの買い入れにより同市の豚肉需要をまかなう方針だ。しかし、今回の政策は汚染源となる養豚場を他の自治体に押しつけるものともいえ、その正否に疑問を投げかける声も少なくない。(翻訳・編集/KT)

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