日本旅行で恥をかかないために絶対に知っておくべきこと―中国メディア

Record China    2016年9月29日(木) 7時0分

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24日、中国のインターネット上にこのほど、「日本旅行で恥をかきたくなければ、絶対にコレに注意するように!」と題する記事が掲載された。写真は横浜。

2016年9月24日、中国ではまもなく国慶節の大型連休に入り、多くの中国人が日本を訪れるとみられるが、中国のインターネット上にこのほど、「日本旅行で恥をかきたくなければ、絶対にコレに注意するように!」と題する記事が掲載された。

初めて訪れる場所では、文化や習慣の違いからさまざまな失敗をしてしまいがち。事前にきちんと理解しておけば、そうした失敗を回避することができる。記事は、日本旅行で注意すべき点について、以下のようなことを挙げている。

1.交通

エレベーターの立ち位置は関東と関西で異なる。関東は左側に立ち、右側を空けるが、関西はその逆。わからなくなったら前方の人について行けば良い。電車に乗る際は乗車位置に並び、降りる人を先に通してから乗ること。乗車には十分な時間があり、乗務員も確認してからドアを閉めるので、焦る必要はまったくない。車内では携帯電話はマナーモードにし、通話は控えること。飲食や化粧、爪切りもしてはいけない。周囲の人に不快な音や臭いを感じさせたり、汚してしまったりする可能性がある行為は禁止だ。公共交通機関でなく自分で自動車を運転する場合は、出国前に手続きが必要なので要注意。

2.トイレ

国内の公衆トイレでは、それぞれの個室の前に列を作って待つが、日本は違う!日本では1列に並んで、先頭の人から順に空いた個室に入る。このルールは、並んでいる人が多ければすぐに気付くが、自分の前に1人しか並んでいない時には割り込みと誤解されないように注意しなければならない。

3.飲食

日本料理は食材や食器にこだわっているほか、食事の際のマナーも重視される。日本ではお茶碗やお箸は男性用の物が女性用の物よりも大きい。食事中は箸を茶碗の上に置いてはいけない。また、箸で食べ物を突き刺したり、箸で人を指したりするのもマナー違反だ。みそ汁は左手で碗を押さえて右手でふたを開ける。刺し身は味が淡白なものから順に食した方がいい。焼き魚は上の面を食べてから骨を取り除き、下の面を食べる。このほか、中国では特に厳しいルールはないが、日本ではコンビニで買った弁当やお茶などを他店に持ち込んで食べることも禁止。店が混んでいる時には、食後にゆっくりとテーブルで休むのも許されない。

4.信仰

神社は神道に属し、多く自然を神と崇めている。「寺社」とはお寺と神社の総称で、神社は鳥居、お寺は山門など、両者にはそれぞれ異なる特徴がある。参拝する時は参道の中央は通らないこと。中央は神様の通り道とされるからだ。水舎で手と口を清め、神社の前では帽子を脱ぐ。一礼してさい銭を入れ、鈴を鳴らして二礼二拍手一礼するのが作法だ。多くの人がお守りを買い求めるが、開いて中を見てはいけない。1年に1回、その神社に行き返納すること。

5.温泉

日本人は温泉好きで、「湯治」の伝統文化がある。しかし、過度に疲労がたまっている時や飲酒の後、食前食後は温泉に入ることは控えた方が良い。入浴の際は必ず全裸になること。入れ墨がある人は入浴できない決まりがある。浴衣は右襟を下にして着ること。右手で浴衣の中にスムーズに手が入れられるのが正しい着方になる。

6.チップ

タイや欧州の国にチップの習慣があることから、日本でもチップを渡そうとする人も多いかもしれない。しかし、日本ではチップを渡す必要はなく、逆に失礼になることがある。

7.靴を脱ぐ

住宅や一部の旅館では、玄関で靴を脱ぐ必要がある。靴は普通、下駄箱に入れ、スリッパに履き替える。日本人の中には自前のスリッパを携帯している人も。畳に座る時はスリッパを脱ぐ。トイレでは専用のスリッパを使用する。スリッパで外に出てから再び室内に戻るのは、非常に失礼な行為である。

外国人でここまで知っていれば、よく勉強していると言えるレベルだろう。文化や生活習慣は国によって異なる。旅行する側は現地の習慣を事前に把握しマナーを守ること、受け入れる側は寛容な心を持って接することが重要だ。(翻訳・編集/北田

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