中国軍、部隊輸送に高速鉄道を活用=「ロケット軍」の現地急行も―米誌

Record China    2016年4月10日(日) 23時30分

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8日、米誌ナショナル・インタレストは「中国人民解放軍が高速鉄道を兵士の輸送に利用し、弾道ミサイル部隊の配備も加速する」と伝えた。写真は中国人民解放軍の兵士。

2016年4月8日、米誌ナショナル・インタレストは「中国人民解放軍が高速鉄道を兵士の輸送に利用し、弾道ミサイル部隊の配備も加速する」と伝えた。参考消息網が報じた。

中国軍は15年5月、新疆ウイグル自治区で行われる軍事演習に供え、甘粛省蘭州市から兵士を高速鉄道で輸送した。中国は現在、ミャンマーや北朝鮮などとの国境地域での紛争に供え、高速鉄道で部隊を輸送する方法を取り始めている。

中国軍の機関紙・解放軍報は、高速鉄道を使った新疆への部隊輸送を自画自賛。最新の鉄道インフラを軍事目的に利用する意義を強調した。中国青年報は「高速鉄道を使えば、軽装備の陸軍小隊を5時間以内で武漢から広州まで運べる」と伝えている。

中国軍改革の最大の重点は空軍、陸軍の強化だ。中でも弾道ミサイル、地上発射長距離巡航ミサイルを運用する「ロケット軍」が緊急時に現地へ急行するため、高速鉄道の運用が威力を発揮するだろう。(翻訳・編集/大宮)

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