マジすか!?「環境汚染がひどいから」、精子バンクの供給足りず!闇で中国大陸に密輸―香港

Record China    2007年11月30日(金) 10時25分

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闇取引で香港から内陸へ、精子が密輸されている。不妊症に悩む人が増える中、内陸の精子バンクでは精子の数が足りず、このような闇取引が行われる原因になっている。写真は西安市の病院。

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2007年11月27日、苹果日報の報道によると、香港ではたびたび、外国の牛や犬の精子が密輸され、大陸で交配されているが、最近ではついに人間の精子までもが密輸されているというのだ。深センの税関では以前、ある香港の男が、深センと香港の境界である羅湖から、何回も大量の人間の精子を内陸へ持ち込んだとして事情を聞いていた。

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どんな容器で精子を運んだのか、またどこで手に入れたのかなど、当局からは詳しい説明がない。この男は法を犯したわけではなく、当局も発見した精子を香港へ持ち帰ることしかできない。

内陸の多くの病院では人工授精などの生殖における医療が、近年非常に普及している。しかし、人々の精子提供についての知識が足りず、精子バンクは需要に供給が追いつかないこともたびたび。冗談でこんなことを言う人までいる。「内陸では近年、環境汚染がひどいから精子の質も急速に落ちていて、不妊症の確率が高くなっているのさ。だから他の地域から質の高い精子を持ち込むんだ。でも外国人に助けてもらう必要はない。香港が一番じゃないかな」

しかし、去年の報道では、香港では精液の中に完全に精子のない男性が増加しており、人口授精の医療機関を探すのだが、精子バンクに精子を提供する人が年々減少しており、おととしには44人にまで減少していた。結局香港でも、精子の供給は足りないようだ。(翻訳・編集/浅野)

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