Record China 2007年11月29日(木) 21時31分
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2007年11月、台湾で毎年5000人以上の少女が未婚で出産している。経済状況から捨て子にされるケースが増えており、問題となっている。写真は台湾。
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「女子中学生がトイレで出産」、「深夜の工事現場に捨て子」…台湾で不幸な境遇で産まれる子供が増えていると、2007年11月28日中国新聞網が報じた。台湾の婦女団体、台湾励馨基金が明らかにしたところによれば、台湾では毎年5000人以上の少女が未婚で出産、経済的な理由から捨てられる子供が増えているそうだ。
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励馨基金が未成年で妊娠する少女と嬰児に対して関心を持つよう各界に呼びかけを行っていると、台湾『聯合晩報』が報道。励馨基金の調査では、台湾で20歳以下の女性で年間延べ1万2300人以上が人工流産を行っており、RU486(経口中絶薬)使用者は延べ1万2000人、毎年の未成年堕胎者数は延べ2万5000〜3万人と推定している。
台湾内政部の統計では、毎年0.6〜0.8%の未成年少女(15〜19歳)が幼くして母親となっており、5000〜6000人の子供を生んでいるそうだ。
若くして親となる少年少女の経済状況は芳しくなく、家庭も不安定で子供の成育環境も良くない場合が多いようで、養子に出したり、ひどい場合には子供の養育を放棄してしまうばかりか、中には子供を捨ててしまう親もいるという。(翻訳・編集/岡田)
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