<書評>08年日本の景気は動かず!「中国の景気」が強い影響―賀川礼子著『九星気学』

Record China    2007年11月28日(水) 16時31分

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2008年は中日両国にとってどんな年か。6年続けて九星気学の年度版を書き続けてきた気鋭の研究者・ライフコンサルタントによる書「九星気学 『命』を生かす366日 2008年」が、迷えるあなたの参考になるかもしれない。

「九星気学 『命』を生かす366日 2008年」

気鋭の研究者・ライフコンサルタントである著者賀川礼子氏は、すでに6年(前身となる書籍からは10年以上)続けてこの九星気学の年度版を書き出版し続けてきた。中国の存在が政治的にも経済的にもこれまで以上に注目される来年、本書が迷えるあなたの参考になるかもしれない。

■08年日本の景気は動かず!「アメリカの動向と中国経済の景気」が強い影響

2008年、「アメリカの動向と中国経済の景気の状況」が強い影響をもたらし、「財と官の対応が経済改革を遅らせる」ことから、依然日本の景気は動かないという。さらなる景気拡大を願う向きにはあまりありがたいご託宣ではないが、耳障りが良いメッセージだけを伝えるのが同書の使命でもないだろうから、やむを得まい。

著者によると、九星気学は「中国に起源を持ち、幾千年にもわたる長い歳月の中で発展し継承されて、経験的、統計的に実証され裏付けられた東洋独自の実証的運命学、東洋哲学」だという。

■「運は先天にあらず後天にあり」

しかし、「運は先天にあらず後天にあり」という言葉がこの著者の考える九星気学の大きな特徴を表している。「運命や運の強弱は自らの努力と行動で変えることができるという『後天論』の考え方を基に、各人の行動の最適な時期や場所などを考察し、自然に順応しながら、努力を開花させることが目的」と同書にあるように、どのような見通しが示されようと、決して盲目的に指し示された方向性に依存することは、あるべき姿ではないのだろう。

■「中国の経済産業の活性化、世界が注目するところに」

著者がレコードチャイナに語ってくれたところによると、「中国の経済産業の活性化は貿易にも大きな影響を与え、アジア圏のみならず世界が注目すべきところとなる」とみられ、中国の存在感は引き続き大きいようだ。他方、「2008年も世界各国の指導者の交代が相次ぐ年」になるという激動が予想されるという。

果たしてあなたと中国の関係は来年どう変化するだろうか。

評言社 1200円+税

(編集/kinta)

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