<続報>22歳の妊婦死亡事件、「病院は見殺しにした」と父親が告訴の構え―北京市

Record China    2007年11月28日(水) 11時3分

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21日、北京市で夫が手術を拒否したため、妊婦が死亡する事件が発生。妊婦の父・李旭光氏は病院を告訴する意向を示している。資料写真。

2007年11月21日、北京市で夫が手術を拒否したため、妊娠した妻が死亡する事件が発生した。死亡した妊婦の父・李旭光(リ・シューグワン)氏は病院を告訴する意向を示している。

21日、北京市の病院に22歳の妊婦・李麗雲(リー・リーユン)が運び込まれた。病院は呼吸器系統の感染病と診断、胎児の命を救うためには即座に手術が必要だと判断した。しかし、李さんの意識は混濁しており、手術の同意は得られなかった。夫の肖志軍(シャオ・ジージュン)は「単なる風邪」として手術は不要だと主張、結局病院到着から数時間後、妊婦は死亡した。

事件後、肖と李さんは事実婚で法律上の夫婦ではなかったことも明らかとなり、手術前の親族の同意をめぐる現行法の規定は問題があるのでは、との議論も起きている。しかし、妊婦の父はそうした問題は二の次で、「救える病人がいるのに救わなかった病院に最大の問題がある」として告訴する意向を示している。

病院側は親族の同意なしに手術に踏み切れば、違法手術として刑事事件の対象にもされかねなかったと弁明、正当性を主張している。(翻訳・編集/KT)

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