服役中に思いついた「造林投資」のアイデア!北京市最大のネズミ講事件、被害額は240億円超―中国

Record China    2007年11月28日(水) 11時50分

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27日、北京市第二中級人民法院で、億霖グループの幹部28人が起訴された。同社は「造林投資」をうたい文句に2万人以上から16億元(約240億円)の金を集め、北京市史上最大のネズミ講事件と言われている。

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2007年11月27日、北京市第二中級人民法院で、億霖グループの幹部28人が起訴された。同社は“造林投資”をうたい文句に2万人以上から16億元(約240億円)の金を集め、北京市史上最大のネズミ講事件とまで言われている。

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億霖グループの経営者は趙鵬運(チャオ・ポンユン)。かつて姉・趙代紅(チャオ・ダイホン)に誘われ悪徳商法業界に参入、中国東北地区最大のマルチ商法・ネズミ講企業と呼ばれた瀋陽大安公司を経営した。02年に逮捕され、1年10か月の懲役刑に服した。

しかし、逮捕されても趙の野心は消えなかった。なんと服役中に「造林投資」のアイディアを思いついたという。中国では、経済発展に伴い建材用の木材などが不足している。そこで人々の投資を募り、植樹・木材の販売で高いリターンを実現するといううたい文句で、億霖グループを創業した。営業マンは、子会員・孫会員と出資者を募れば募るほど報酬が高まるネズミ講方式を採用、短期間で2万人もの出資者を集めることに成功した。(翻訳・編集/KT)

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