中国の「水源危機および公共政策」論壇開く―北京市

Record China    2007年11月28日(水) 0時29分

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27日、北京市で「中国水源危機および公共政策論壇」が招集された。全国的に深刻な水質汚染、政府は第11次5か年計画期間中にも解決へ歩を進める。

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2007年11月27日より、北京市で「中国水源危機および公共政策論壇」が招集される。騰訊網の報道。

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主催機関の南方報業伝媒集団(南方新聞メディアグループ)の指揮の下、南方都市報社が数か月に渡って行った水質調査報告をベースに、以下の議題が掲げられた。

中国の水質環境の現況、環境保護部門の水源危機管理、行政部門の環境汚染危機管理、汚染地域の市民生活の現況、水源危機に対するNGO活動の貢献など。

国家環境保護総局の発表では、中国では水質汚染の深刻化によって環境の安全に重大な危険が及んでいる。水資源の利用率も低く、生態の破壊が回復不可能な程度にまで進んでいる。こうした状況が、人体の健康や社会の安定まで影響を与え始めているとし、早急な対策が求められている。

一方、政府は第11次5か年(2006〜2010年)計画期間中にも、全国の水質回復を掲げている。政府が指定する113か所の環境保護重点都市のうち、水質が定められた標準に達していない都市、また重点都市以外で重大な水源汚染に犯されている都市に、主に重点を絞る。具体的には123の河川水源と242の湖沼水源で生態回復を図り、61の湖沼水源で生態浄化能力を強化、また、飲用水水源環境の監督能力を固めることに力を注ぐ。(翻訳・編集/愛玉)

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